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ジムニー史上初の5ドア「ノマド」を徹底検証 後席と荷室を手に入れた新型は“本物の何でも屋”か

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Haruki Sato
自動車 - 02 8月 2026

1970年の大阪万博と同時にデビューしたスズキ『ジムニー』。その長い歴史のなかで、純然たるパッセンジャーユースの5ドアとして生まれたのは今回の『ジムニー ノマド』が初めてだ。3ドアに対してホイールベースを340mm延ばし、快適な後席と広い荷室を実現。ファミリー向けの新たな選択肢として注目を集めるが、はたして死角はないのか。オフロードも交えながら、その実力を確かめた。

ジムニーには過去、サイズの異なる派生モデルが存在しなかったわけではない。1980年代初頭の2代目SJ型には、ホイールベースを340mm延長した2シーターのピックアップトラックが日本でも少数販売されていた。この荷台に幌やレジントップを被せた貨客兼用車は、インドで「ジプシー」として長年親しまれてきたことでも知られる。ただし、5ドアの乗用車として車台も上屋も新規設計されたのは、ノマドがジムニー史上初めてのことだ。

延長された340mmは、すべてキャビン空間、すなわち後席と荷室の拡大に振り分けられている。後席用ドアは窓の全開閉が可能で、足の入れやすさにも配慮。フロントドアも専用に作り直された。身長181cmのドライバーが運転席を決めたあとに後席へ座ると、さすがに膝まわりに余裕はない。だが、後席の座面を高くしたシアターポジションのおかげで、姿勢や視界はロングドライブにも耐えられそうな環境だ。天井は近くなるが、座高に自信のある記者でも頭が天張りに触れることはなかった。後席まわりにエアコンの吹き出し口やUSB端子などの装備はないが、カー用品で快適化を図るのもジムニー流の楽しみ方といえる。

前席まわりは基本的に3ドアと共通で、Bピラーの位置がわずかに前方へ移動しているが、視界の違いは気にならないレベルだ。2025年秋からオプション設定された9インチのインフォテインメントシステムはノマドにも用意されるが、視界補助はバックモニターのみとなる。内外装の樹脂部品の質感は、日本生産の『シエラ』と比べても大きな差は感じられない。よく見比べればダッシュボードのシボ感やテカリ、アルミホイールの塗装輝度などにわずかな違いがあるようにも思えるが、エンジニアによればスペックはまったく同じだという。

インド生産となるノマドには、もうひとつ興味深いエピソードがある。それは「におい」への徹底したこだわりだ。かつて『バレーノ』の輸入時、スパイス的なにおいが販売店やユーザーから指摘されたことがあったという。そこでノマドの日本仕様では、製造段階から無臭にこだわり、念には念を入れて脱臭効果のある素材も織り込んだという。実際、説明を受けるまで意識が向かないほど、車内で違和感を覚えることはなかった。

走行性能の中核となるパワートレインやトランスファーは3ドアと共通だが、2型ではランプブレークオーバーアングルが2度後退し、23度となっている(シエラは27度)。これは車外騒音対策の一環で、トランスファーのギアノイズを抑えるため、消音材を張り込んだカバーを取り付けたからだ。このカバーは曲げ板を用いた丈夫な造りで、地面と接触した際のガード的な役割も果たす。

オフロードでの試乗でまず感じたのは、乗り心地の違いだ。ロングホイールベース化によるバウンドの柔らかさに加え、タイヤが路面にタッチする際のショックもかなり穏やかになっている。骨格寸法やボディ剛性と足まわりのチューニングがうまくかみ合った印象だ。試乗中は雨が混じり、一部にぬかるんだ路面もあったが、ジムニーの走破性は相変わらず強烈。ノーマルのオールテレインタイヤのまま、モーグル路を難なくこなしていく。その際の姿勢のフラット感はシエラとは一線を画すものだった。

もっとも、さらに厳しい環境になれば、話は別だ。姿勢を積極的に傾けて脚を路面に押しつけていく3ドアのほうが、確実に有利になる場面もあると感じたのも事実だ。それでも、大人4人が荷物とともに移動しながら、これ以上は無理と思えるような狭所難所を走り切れる能力は備えている。それだけでもノマドは特殊な技能を持ったクルマといえるだろう。

一方、オンロードでは、やはりホイールベース由来の小回

編集部注:この記事はAIを使用して作成されており、Response.jpの記事を元に、内容を変更せずにリライトしたものです。
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